飛行機を使わずにアジア旅

地球上で一番好きな場所を探したい

新しい土地で、見たことのない世界を感じることが大好きです。夢は、この地球上で最も愛する場所に、人に、光景に出逢うこと・・

【17】ガンガーに昇る朝日

前回の記事☟

littlegreeneri.hatenablog.com

 

早朝5時にアラームが鳴った。

 

支度をして5時半には待ち合わせ場所へ。

 

日本語を巧みに話す青年は、スタスタとガンジス河沿いへ歩いて行った。

 

河の向かい側から昇ってくる朝日は、

丸くて、

赤くて、

あたたかくて、

すべての人々を包み込んでくれるような気持ちになった。

 

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太陽が昇るだけで、こんなにも温かくなるんだな~と実感。 

 

 

朝日が完全に昇りきってから、

彼の友達が1時間ほどボートを漕いでくれた。

 

 

明るい時に見るガート(ガンジス河沿い)はまた別世界だった。

 

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神秘的。

 

この雰囲気が、空気が、好きになったんだよねー。

 

 

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【16】ガンジス河と火葬場

前回の記事☟

littlegreeneri.hatenablog.com

 

ここはガンジス河。

 

沈みゆく太陽の中、

 

ボートはゆっくりと陸を離れた。

 

その瞬間、別世界へと切り離された感覚がした。

 

喧騒の世界から離脱していく感じ。

 

それもゆっくりと。

 

とてつもなく不思議な気持ちになった。

 

 

木のオールを両手に漕ぐ彼に、

「私も漕ぐ」と言うと、

「こっちは川の流れが逆だから、帰りね」と。

帰りにボートを漕ぐことになった。

 

 

しばらくすると、

不快なニオイが漂ってきた。

火葬場が近づいてきたのだ。

 

ガンジス河のほとりには火葬場がいくつかある。

 

亡くなった人はそこに運ばれ、焼かれるのだ。

 

そこでは、口を開けたおじいさんが焼かれるのを待っていた。

 

亡くなった人を見て感傷的になった私は、

「泣きそう・・」と呟いた。

 

「泣いたら天国に行けなくなるから、火葬されている時に人々は泣かない」

彼はこう言った。

「みんな生まれ変わりを信じていて、天国に行けないと生まれ変われない」

 

 

私の涙は完全に止まった。

関係のないただの旅行者が泣いたばかりに、

あのおじいさんが天国に行けなくなるのは嫌だと思ったから。

 

 

私は初めて、私の知らない、亡くなった人を見た。

そして、私は初めて、人間が焼かれた時のニオイを知った。

 このニオイを、この先忘れないだろう。

 

 

「みんなここで焼かれるのが夢」

あとから彼がそう言っていた。

その言葉が何だか好きだった。

 

「死」がこんなに近くにある街はそうないだろう。

 それでいて活気に溢れている。

 

「生」と「死」は真逆なのではなくて、隣り合わせなんだと知った。

 

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帰りにボートを漕ぐと意気込んでいたが、

オールの重いこと!

水を掻くどころか、持ち上げるのも大変だった。

 

岸に着き、いつもの世界に戻って来た私たちは、

プジャと呼ばれるお祈りを横目にお店に戻った。

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KingFisherというインドのビールを飲んで、

早めに就寝した。

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ガンジス河に昇る朝日を見るために。

 

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【15】日本語を話す青年との出逢い

前回の記事☟

littlegreeneri.hatenablog.com

 

 

青年「(日本語をペラッペラに話す)」

私「(無視)」

友達「(日本語で律儀に会話する)」

 

❝ ニホンゴ ハナス人 ヨウチュウイ。

 ケッシテ シンヨウシテハ イケナイ。❞

 

そうガイドブックにも書かれていたから、

私は話すまいと無視を決め込んだ。

しかし友達は意外と話を聞いてあげていた。

 

お昼ご飯を食べようと思っていると言ったら、

「お店紹介してあげるよ」と彼が言うので、

20分後に待ち合わせをすることになった。

 

 

待ち合わせの場所に行くと、彼はちゃんと待っていた。

私たち二人だけなら絶対に入らないような地元のお店だったが、

とっても美味しかった。

(彼は食べずにずっと座って待っていた。)

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食べ終わった私たちに、彼はこう言った。

 

「お店にきなよ」

 

(でた、やっぱりこれが目的か)

と思っていると、

顔に出ていたのだろう、

「買うか買わないかはそこで決めればいい。強制はしない。」

「僕はTrust(信用・信頼)を大事にしている。」

と言われたので、

確かに買うか買わないかは私が判断すればいいや、と納得し、

のそのそと後をついていった。

 

 

開放的なお店にはシルク・洋服などが置いてあり、

壁には日本人のコメントがたくさん書かれていた。

「チャイに睡眠薬は入ってないよ」とか笑

(それすら嘘に見えてしまうインドよ・・人を信じるのが難しいなぁ。)

 

鏡の周りにはびっしりと証明写真が貼られていた。

こんなにもたくさんの日本人がここを訪れたのかと思うと、

なんだか不思議な気分になった。

 

「チャイいる?」

 

この言葉を何回聞き、何度チャイをいただいただろう。

向かいにチャイのお店があって、それを何度もご馳走してくれた。

小さなグラスに入ったチャイは、とても美味しかった。

私はその味を忘れないだろう。

 

 

書ききれないので箇条書きで。

・ここにいる人たちは日本語がペラペラ

・奥さんが日本にいる人もいた(後で調べた(笑)から多分ほんと笑)

・優しくフレンドリー

・数匹のわんちゃんがいる(名前もあった)

・なぜかお土産を勧めてくる素振りなし

・お店でこっそりビールやウィスキーを飲んでる

(言ったらアカンかも笑)

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(親子なんだって) 

 

お店の中は私にとって、とても居心地のいい場所になった。

 

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青年「ボートに乗せてあげるよ」

 

日が沈もうとしている美しい時間帯に、

私たちは初めてボートに乗ることになった。

 

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【14】悲劇から奇跡へ

(4年前の出来事です)

前回の記事☟

littlegreeneri.hatenablog.com

 

朝食をサンタナ(ゲストハウス)でいただいた。

他に泊まっている人たちと交流できる時間でもある。

当時朝食付きで一泊400円ほど(部屋による)

私たちの部屋にはエアコンはなくファンがあったのだが、

この時期(4月の気候的に)はまだギリギリ大丈夫だった。

 

さて、荷物の状況を確認するために駅へと向かった。(前回、前々回より)

Tourist Policeのおっちゃんに来いと言われていたのだ。

 

忘れてはいけない。

ここはインド。

荷物を忘れた列車はバラナシを出発すると、コルカタへと進んでいく。

その距離、約700km

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その間たくさんの人が乗車するだろう。

リュックサックには、カメラのレンズ・高価な化粧品その他諸々が入っていた。

ゲストハウスのスタッフさんも、

他の誰もが口をそろえて言ったこと。

それは、

「荷物はほぼ確実に戻ってこない」

だった。

 

 

ドキドキ・・・・

 

 

おっちゃん「・・・・・・・・・・・」

 

 

 

私たち「・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

おっちゃん「見つかった」

 

 

!!!!!!!!!!!

 

 

な、な、なんと!見つかったのだ。

きっと友達の必死のお願いに心動かされたに違いない。

私はそう思った。

 

絶対に見つからないから諦めたほうがいいよ

 

そんな言葉さえも跳ね返してしまった。

 

もちろんタイミングだったり、

運が良かった、たまたまなのかもしれない。

それでも信じる心を捨てちゃダメだね。

 

奇跡が起こったのだから。

 

荷物は列車で戻ってくるから、

到着するのは数日後だそうだ。

 

 

 

ルンルンになった私たちはゲストハウスでサリーをレンタルし、

ガートと呼ばれるガンジス河沿いの道を歩いた。

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有名人になったかのように、色んな人から声がかかる。笑

注目を浴びたいのならインドはオススメ★なんちゃって。

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「僕と結婚しないか?」

え♡会って1秒でプロポーズ!?笑

 

ひたすらこの言葉を口にし、1km?くらい後をつけてきた強者もいた。

最初は「No」と反応してた私たちだが、最終的には無視・・・

それでもついてくるなんて・・・その根性私にくれ!

 

去年東南アジアを旅していた時に出会った日本人はこう言った。

「(人を無視するようになるなんて)なんだか自分が悪者になっていく気がする」

 

分かるよ。

性格が悪くなっていくような気分。

無視ってさ、その人の存在さえも消してしまってるような感覚になるから。

それでも、歩いているだけでいちいち反応するには多すぎる声がかかるのだ。

 

 

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アッシーガートという端っこまで歩いた私たちは、

水分補給に地元の女の子たちと記念撮影したり、

ぼったくりボートツアーを勧めるおっちゃんと対決したり、

レンタルサリーを存分に楽しんだ。

 

 

ゲストハウス付近までは、サイクルリキシャー(自転車をこいでくれる)で帰った。

この値段交渉がまた大変たいへん。

 

 

ゲストハウスまでの道のりで、

日本語をペラペラに話す青年に出逢った。

この人に出会ってしまったから、

私はもう一度バラナシに来ることになる。

「今を生きる」ことの大切さを知る。

 

バラナシという街になのか彼になのか・・

わたし、あの時恋してたのかな?

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【13】Tourist Policeへ

前回の記事☟

littlegreeneri.hatenablog.com

 

 友達がインドの長距離列車の中に、荷物を忘れてしまった!

その中にはスーツケースの鍵やカメラのレンズ、化粧品も入っていた。

 

友達はだいぶショックを受けたようで(そらそうだ)

これから観光に行けるような状態ではなかった。

 

デリーからアグラまでの専属ドライバーBrij(ブリジ)さんや、

アグラで宿泊したゲストハウスのオーナーに連絡すると、

二人とも「Tourist Police(駅の中にある警備隊?)」に行けとのことだった。

 

そういうことで、

私たちはトゥクトゥクに乗って駅に向かった。

 

駅に到着した私たちは、警備の人たちを発見した。

 

駆け寄る。

 

状況を一生懸命に伝えた。

 

お互い英語が拙く、伝わるまでに時間がかかった。

 

警備の人たちは困った顔をしていた。

友達は「Please!」って手を合わせて拝んでいた(?)。

その人が神様かのように、めちゃくちゃ拝んでた。

 

それがあまりにもおかしくて、

笑ってしまった。

 

その時、私が荷物をなくした訳ではないからそんなに必死になれず、

相手の気持ちを心から分かってあげることができなかった。

 

そんな状況は日常に溢れている。

同じ状況ではないから、本当に「分かってあげる」ことはできない。

あくまでも相手の状況や気持ちこれまでの経験から「想像」するしかないのだ。

 

話はそれるが、私が失恋した時がまさにそうだった。

心の安らぎを求めて周りの人たちに言っても

その人たちはその時に失恋した訳ではないから、

やっぱり分からないのだろう。

私はとてつもなく孤独を感じた。

最終的には一人でこの気持ちに向き合わないといけないのね・・

いくら友人が慰めても、周りの人が元気づけようとしてくれても、

結局のところ私の気持ちは「私」にしか分からないのだもの。

 

 別の部署に連れていかれ、

また説明をして拝んで、

「どうしてもっと早く来なかったの!」とちょっぴり叱られた。

というのも、州が変わると難しくなるそうだ。

「また明日か明後日きてくれ」とのことだった。

「見つけるのは相当難しいけど、やってみる」そう言われた。

 

 

 

落ち込む友達になんて声をかけていいか分からず、

その日何をして過ごしたのかあまり覚えていない。

覚えているのは、夕ご飯に小さなレストランに行ったこと。 

 

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オーナー?のおじちゃんが、私の腕にはめられた100均の時計を見て、

「これいくら?」と聞いてきた。

「100円くらいだよ」と言うと、

買いたいと言われた。

「タダであげるよ」って言っても、

お金は払うと断られてしまった。

 

 

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荷物は戻ってくるだろうか・・・

 

(続く)

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【12】ない!ない、ない、なーーーい!!!

前回の記事☟

littlegreeneri.hatenablog.com

 

迷路のような道を進むと、

バラナシで宿泊するサンタナゲストハウス」に到着した。

ホームページはこちら☟

indiasantana.net

 

早朝だったのにも関わらず、スタッフの日本人女性が出てきてくださった。

そこで簡単なチェックインと、

バラナシのおすすめスポットをたくさん教えてくれた。

実はその方も、バラナシにはまだ来たばかりだという。

 

さて、日本人宿と言われるだけあって、たくさんのもの・サービスがある。

 

・冷蔵庫

・ポカリの粉(インドはすぐおなか壊すで有名だから)

・トイレットペーパー

ウォーターサーバー

・レンタルサリー

日本食

etc.

 

部屋に案内され、天井を見上げるとギョッとした。

でっかいヤモリちゃんがへばりついてるではないか!!

(これはまた別のヤモリちゃん笑)

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「ここにはヤモリ・ネズミ・虫、たくさんいますよ~」

「ゴキブリは見ないけどね」と付け足してくれた。

だいっっっっっっっ嫌いなゴキブリ(ごめんね・・)が出ないことを祈る・・

 

 

部屋でホッと一息しようとした時に事件は起こった。

 

 

ピロン♪

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ピロン♪

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ピロロン♪

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ピロロロン♪

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・・・・・・・・・

 

 

リュックサックはドコデスカ

 

あはは~~~もう!○○(友達)ったら、

ゲストハウスの受付の所に置いてきたんでしょ~~

びっくりさせないでよ~~~~

 

(見に行く)

 

友:ない

 

私:え、うそ

 

私:電車降りてから持ってなかったっけ??

 

友:いや、覚えてない・・・

 

私:でも私も○○(友達)が持ってた記憶ないな~

 

 

・・・・・・・

 

 

ということで友達が電車にリュックサックを忘れてしまった。

そしてここはインド。

ゲストハウスのスタッフさんも、

荷物は見つからないと思って保険の手配を考えた方がいいと言った。

 

さてどうなることか・・・

(続く)

 

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【11】牛の糞がたくさん・バラナシへ

前回の記事☟

littlegreeneri.hatenablog.com

 

タージマハルのあるアグラを満喫した私たちは、

次の目的地であるバラナシへと電車で向かおうとしていた。

 

 

インチキ旅行会社でぼったくられツアー(?)に参加(?)したおかげで、

快適な専用車がつき、

さらにそのドライバーのBrijさんはとっても優しく、常に私たちの身を案じてくれたおかげで安全に過ごすことができた。

そんな彼ともここでお別れだ。

 

多分一生会うことはないのでしょう・・・

 

その優しい心がいつまでも彼にありますように。

 

彼の幸せを願っています。

 

いつ、どこで、誰に、何に出逢うのか分からないから

人生って不思議だなぁ。

奇跡とも呼べるような出逢いや出来事を考えると、

胸がぎゅっと締め付けられる。

この感覚が大好き。

恋してるみたい♡

 

 

さて、あのガンジス河が流れているバラナシへは寝台列車で向かう。

寝台列車とはいえ、イスに座るだけの車両もあるし個室の車両もあるし、

エアコンが効いている・いない、など様々なクラスに分かれている。

(インド在住の「ゆきんこ」さんという方のブログに詳しく書かれていたので、

興味のある方は検索してみてはいかがでしょうか!)

 

私たちはエアコン付きで寝る場所が3段(う~説明下手・・)のクラスが、

デリーのインチキ旅行会社によって予約されていた。

座ることさえできないほど狭かったが、眠る分には意外と快適だった。

 

ガタンゴトン・・・

 

 

翌朝5時前にiPhoneのアラームが鳴った。

そう、5時ごろにバラナシ に到着する予定だったのだ。

まだ起きたばかりの車内に「バラナシ~~」という声が響いた。

 

「やばっっ!」

 

飛び起きた私たちは荷物をまとめて列車の出口へと向かった。

 

あと5分で到着だそうだ。

ふ~間に合った~~

 

時間を確認しようとiPhoneを探す。

・・・・・?

 

ない

 

 

急いで座席に戻ると、そこにポンと置き忘れていたiPhoneが。

 

あっぶな!

もしすぐ降りないといけなかったら・・・

考えるとゾッとした。

 

 

バラナシジャンクション(Varanasi junction station)駅に到着した。

電車のドアが開くと、目の前にはサンタナゲストハウス」と書かれた紙を持った若いインド人の男の子ともう一人の男の子が立っていた。

私たちが泊まるゲストハウスのスタッフさんにお迎えをお願いしていたのだ。

ここだけの話だが・・・インドで人を完全に信用するのを恐れた私は、

トゥクトゥクに乗り込んでからもすぐに逃げられるように準備していた。

(そこまで追いつめられるって・・インドめっ・・・!)

 

 

ゴードウリヤー・チョーク(交差点)という所でトゥクトゥクを下りた。

というのも、ここからは徒歩でないと入れないらしい。

 

 

・・・・・

まるで迷路だ。

文字通り迷路だ。

右に、左に何回曲がったのだろう。

道も細く、地面には牛の糞(ふんって読んでね)が大量に落ちている?ある?状態。

 

一体どうして私がこんなところ(ごめんなさい)に来ないといけないのかが理解不能だった。

マレーシアに住んでいたこともあって、ローカルな汚い感じ?※には慣れていたはずの私でもとてつもない衝撃を受けた。

※注 マレーシアが汚い訳と言いたいわけではない!!やはり日本と比べると屋台、道、その他諸々、不衛生な場所が多かったというだけ。日本きれいだね。

 

一人でここに来ていたら、

帰っていただろう

 

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(まだきれいな道。・・・牛???) 

 

最悪な印象をもたらしたバラナシだが、

私はもう一度ここを訪れることになる。

 

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迷路のような道、

その辺にいる牛たちにそれらの糞たち(笑)、

ここで生活する人々、

ガンガー(ガンジス河)・・・

私は一体何に魅了されたのだろう。

 

このこの頃は、

想像すらしていなかったんだ。

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【10】心優しいBrij(ブリジ)さん~思いやりの心~

前回の記事☟(読んでいただき、ありがとうございます♡)

littlegreeneri.hatenablog.com

 

ガイドの男性に言われるがままにタージマハルの写真を撮ったり、

隣にあるアグラ城に足を運んだり(ごめんなさい、このことは日記に書いてなかった)、

猛暑の中有意義な時間を過ごした。

 

タージマハルとアグラ城を周った後の、お待ちかね!チップのお時間。

 

結論から言うと、私たちのチップ額に納得できなかったガイド男性は頑なに車から降りようとしなかった。

無言の圧力がかかった。

ガイド男性はもっとほしい、私たちはこれ以上支払うつもりはない。

何分経過しただろうか・・・

気まずさと緊張した空気が車の中に漂っている。

 

・・・・・・・。

(どちらも譲らない) 

 

それを見かねたのか、デリーからずっと一緒のドライバーであるBrij(ブリジ)さんが不足分をガイド男性に差し出したのだ。

 

それを受け取ったガイドの男性はそれでも不服だったようだが、

車からようやく降りた。

 

私は・・・何だろう、申し訳ない気持ちと感謝の気持ちが入り混じって、車の後部座席でほんの少しだけ泣いてしまった。(誰にも気づかれずに・・・?)

 

もちろん体面がほとんどだと思うが、それでも・・・

私たちの代わりに自分の財布から不足分のチップを払うという行為に、私は感動してしまった。

 

後で不足分?のチップはBrijさんにお返ししました。

(チップけちったな、という自覚が私たちにあったので。)

 

ありがとう、Brijさん。

このことは一生忘れません。

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余談だけど・・・

世界が大変なことになっている今だからこそ、いや、そうじゃなくても、

「思いやる」気持ちってとっても大事だと思うな。

この世界には誰一人として同じ人間はいないから、

育った環境も考え方も違うし何もかも違う人もたくさんいる。

 

「私はこう思う」

からといって他の人が間違っている訳でもないし、

自分が正しいという訳でもない。

けどこれって難しいんだよ。

相手の考えをたとえ全く理解できなくても、

「そういう意見もあるんだ~」って思うようになるには

多分時間がかかるんだよね。

 

私はある(センシティブな)トピックで人の意見を聞いたが、

全く理解ができなかったことがあった。

私はこう言った、

「そういう風に考えてるなんて、おかしい、ありえない

全否定してしまったのだ。

1時間ほどその人の考えを聞いただろうか、

すると「そっか、そういう考えもあったんだ」

納得した自分を発見した。

私は今もその頃と同じ意見を持ってはいるが、

私が正しい、という考えはなくなった。

 

これは私にとって大きな進歩だった。

 

 

 

 

かく言う私は、

ケンカして、心無い言葉で人を傷つけてしまったこともたくさんある。

うっかり口がすべって傷つけてしまった人もいる。

力ずくで人の考えを変えようと思ったこともある。

家族、友達、恋人。

もしかしたら私が無意識に発してる言葉でさえ、誰かを傷つけているのかもしれない。

 

だから偉そうに私が「思いやりをもとうね」なんて言っても、

偽善者っぽいのは承知してる。

 

それでも私はあの時傷つけてしまった行為を、

二度と繰り返すまいと生きている。

 

そして、それぞれ違った環境で必死に生きている人々のことを、

一緒に闘う仲間だと思うようになった。

仲間ならきっと、

「思いやり」をもって接することができる。

その人が私と違う考えをもっていても、

その人の存在自体を否定したり

力ずくで従わせるなんて言語道断だ。

 

私は、

子供の頃は分からなかったし、

世間でいう大人、20歳を過ぎても分からなかった。

 

だから、周りの大人である私たちがその心を忘れてはいけないと思う。

 

 

心。

 

 

私はこれを一番大事にして、

これからも必死に生きていこう。

 

 ちょっと内容は重いんですが、こちらも良かったら読んでくださったらい嬉しいです。

littlegreeneri.hatenablog.com

 

 

なんだかシリアスな感じになっちゃいましたが、

聞きたくもない言葉が飛び交ったり

見たくもない暴力が起こっている日々に疲れたので

書いてみようと思いました。

 

 

 

えりりん

 

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