温かさ。上海から南寧へ電車の旅

さわでぃかー

今はバンコクから、

チュムポーンっていう所に電車で移動しています。

えりりんです！！ 

上海から南寧へ電車の旅

上海から南寧という街へ。

電車の予約方法

日本であれこれ調べました。

まず結論から言うと、現地で購入するのが一番安いです。

ですが、いいサイトも見つけました。

Search and book flights, trains, buses and ferries in Asia – Baolau

Baolauという会社。こちらのサイト、日本語にも対応していて、

そして手数料が安いです。

後から紹介する、南寧からハノイ行きの電車はこれで予約＆支払い（カード）しました。

ネックだったのが、電車に乗る前にオフィスへ行ってチケットをもらう必要があったことです。全部がそうとは限らないのでなんとも言えないですが、

時間に余裕があって事前に予約しておきたい人には良いと思いました。

電車の旅のはじまり

上海南駅から約21時間。

厳密に言うと、午前11時に出発して翌朝9時頃に到着する電車。

電車の座席について

詳しくは割愛しますが、

私はケチって（？）、軟臥（読み方不明。笑）の上段を購入しました。

３０００円もしなかったはず。

寝ることのできる席の中で一番安いです。

ちなみにこの三段の中では下段が一番高いです。

高いといってもたいした差はないので、そうしとけばよかったと後悔しますが、

メリット・デメリットがあるらしいです。

下段のメリット

• 広い（下の写真をご覧ください）
• テーブル？もある

下段のデメリット

• 基本的に夜まで上に寝る人も下段に座る
• 荷物が盗まれやすい（と聞いたことがあるが、正直関係ない。と思う）

私は次回乗るとしたら、下段か中段を選択します。

上は狭い！！！！！

何年か前に中国の電車に乗ったことがあったから、

何となくどんな感じかは分かっていたつもり。

電車内での出来事、中国のおっちゃん

お昼は買ったパンを食べて

ベトナムの勉強でもしようかと思ってたら、

おっちゃんに話しかけられた

って言っても中国語だけど…

日本人か？って

そうだよーって言ってなんやかんや話してたら

 
喝酒吗？(お酒飲むか？)

 
ってことで、ビールいただきました。

 （※ちゃんと封されているか確認しました）

それに、ほかにお菓子おつまみ？たくさん

あんぱんもいただきました。

ちなみにおじさんは、66歳なんだって！

哈爾濱(中国東北部の街)出身なんだと！

哈爾濱も以前行ったことがあったのと、

前付き合ってた中国人もそこの出身だったから

なんだか親近感？を感じました。

南寧へはおそらく休暇で行くらしく、

泳ぐ真似をしてた。めっちゃ可愛かった。

たくさん乾杯して、

500ミリの缶かな？飲みきって、

辛いおつまみも食べてすごく楽しくなりました。(酔ってない)

あなたは日本人だけど、

私たちの子供みたいな感じ

みたいなこと言われてほっこり。

素晴らしい時間でした。

ベトナム行くって言ったら、

なんだかお父さんみたいに心配してくれて

"一人で飲みに行くな"

"一人で行動するなとか"

"安全第一だよ"

とか。

なんだろう。

温かい。

心の中が、ポカポカする。

中国語は何言ってるか分からんけど、

やっぱり勉強は大事だなー

と実感しました。

 
だって言語が分かれば、

その人ともっと話して

お互いの理解も深まるから。

私、英語には多少の自信があります。

そのおかげで、英語が分からなかったら話すこともなかったであろう

何人、何十人、何百人

と関わることができました。

 
これって実は、考えるとすごいことだよな。

 
もちろん言語に関わらず、

日々何かを勉強することって

こんなにも意義があることなんだと。

さて話を戻します、

もしこれが日本だとして、

誰かに干渉する？

荷物を網棚にあげてくれる？

ビールあげる？

めっちゃ乾杯してくれる？

まぁないかなー。

人には心がある。

機械じゃない。 

だから、もし困ってる人がいるのなら

イヤホンで音楽を聴いて見て見ぬふりをするより、

今回のおっちゃんみたいに荷物を網棚に乗せてくれる人、

そんな人でありたい。

 
それに他人には優しくしたい。

そしたら優しくされた人は

 
絶対に

 
そのこと忘れない。

今回のことみたいに。

この電車では、

日本では中々巡り会えない

「温かさ」

を何度も感じたし、

何度も涙が出そうになりました。

そして思うんですよね、

ああ、私たちって人種どうのこうのの前に

同じ人間なんだってね。

“I know we’re different but deep inside us 

We’re not that different at all”

( You’ll be here in my heart : from Tarzan )

私の好きな曲の中の歌詞。

ターザンより。

もちろん、この世界は悲しいことに悪い人間もつくりあげてしまう。

今回の状況なら、お酒の中に薬入れて盗む人とか。

見極めるのは難しいかもしれない。

けれど、私は直感を信じてる部分もあるし、

人の顔に表れる

"いい人(私のことを脅かさない人)"

っていうか人相か、も信じてる。

今まで会ってきた、人を騙そうとしてる人って

なんか目で分かるような気がする。

ずっと企んできてる目っていうの？

ま、中には外見だけじゃ分からないから

騙されたり危害を加えられたりするわけだから

それはもちろん怖いんですけどね。

しかし、警戒しっぱなしだと

こういったことも経験できないから

バランスが大事ですね。

それに経験って大事だと思いました。

きっともう少し若かったら、

分からなかったのかもしれない。

この後電車の中で、

上海までのフェリーで出会ったアメリカ人の男の子と合流し、

無事に南寧へ到着。

(南寧のどこか)

(可愛いゲーセン)

この日の午後に、

ハノイへ向かう電車に乗ります。

お付き合いいただき、ありがとうございます！